当院での実施期間:6月1日~10月31日(犬山市の事業としては、~12月27日まで行っておりますが、当院では人的資源の都合上10月31日までとさせていただいております。)

胃がん検診以外は特に予約は必要ありません。受診券(注1)、健康手帳(注2)、健康保険証(後期高齢者医療被保険者証)をお持ちください。

(注1)特定健康診査、後期高齢者医療健康診査の場合

(注2)健康手帳をお持ちでない方は、市民健康館(さら・さくら)、保健センター、市役所保険年金課、各出張所で交付を受けられます。

特定健康診査:

対象者:40-74歳の国民健康保険加入者の方
検査内容:問診、身体計測、血圧測定、尿検査、血液検査、心電図検査などを行います。
料金:1,000円
補足:会社の健康診断を受ける機会がない方を対象としています。

後期高齢者医療健康診査
対象者:75歳以上の方
検査内容:問診、身体計測、血圧測定、検尿(尿糖、尿蛋白)、血液検査(貧血、肝機能、 腎機能、血糖など)、心電図検査、眼底検査
料金:無料

がん検診

対象のがん 対象者 検診方法 検診の頻度 検診料 (注1) 当院 施行
胃がん 30歳以上 胃透視(バリウム検査) 又は上部消化管内視鏡(胃カメラ) 1年に1回 3800円
大腸がん 35歳以上 便潜血(便を自己採取し、 2回提出していただきます) 1年に1回 1100円
肺がん 35歳以上 胸部レントゲン 1年に1回 1000円
前立腺がん 50歳以上 腫瘍マーカー(PSA)採血 1年に1回 1000円
子宮頸がん 20歳以上 擦過細胞診(子宮口を綿棒でこすって顕微鏡の検査に出します) 2年に1回 1700円 ×
(注2)
乳がん 40歳以上 乳房部エックス線撮影 (マンモグラフィ) 2年に1回 1700円 ×
(注2)

注1)犬山市健康保険加入者は半額

注2)犬山市の集団検診を下にご紹介しております。

がん検診で異常があった場合の当院での対応

胃がん検診:

バリウムで異常があった場合 → 胃カメラで精密検査を行います。

胃カメラで異常があった場合 → 癌の可能性が否定できない場合には生検(長いピンセットのようなもので1-2mm程度の組織をとってくる検査)を検査中に行います。また、慢性胃炎があり、ピロリ菌の感染が疑われる場合にはピロリ菌の検査も同時に行います。(この検査分は、医療保険での診療となります)

胃がんが確定した場合には総合病院に精査、加療を依頼します。ピロリ菌がいた場合には、除菌療法(一週間薬を飲んでピロリ菌を胃の中から駆逐する治療)を行います。

大腸がん検診:

便の検査で血が混じっていた場合には、下部消化管内視鏡(大腸カメラ)で精密検査が必要です。(当院で施行可能)
精査の結果、癌や巨大なポリープが見つかった場合には総合病院に紹介し治療していただきます。ある程度までの大きさポリープであれば当院で大腸カメラの際にそのまま切除します。他、潰瘍性大腸炎やクローン病などの病気があれば、それぞれ加療します。

肺がん検診:

レントゲンで異常があった場合、CTなどでの精密検査が必要になるため、総合病院の呼吸器内科に紹介するか、もしくはCTの撮影を依頼します。

前立腺がん検診:

PSA(前立腺がんの腫瘍マーカー)が軽度上昇の場合は良性の前立腺肥大が多く、エコーで形態を確認の上、PSAの値を定期的に採血フォローしていくか、1年後の検診でフォローします。PSAが高度に上昇している場合には、前立腺がんの疑いが高く、MRIでの精密検査や、必要に応じて前立腺の生検(エコーで見ながら針を刺して一部組織を取り、顕微鏡でみる検査)が必要になるため、泌尿器科の専門医にご紹介申し上げます。

肝炎検査

対象者: 今年度40歳以上になる人で過去に受診したことがない人 
※検査の前に必ず市民健康館(さら・さくら 電話:0568-63-3800)へ受診履歴の確認をお願いします。
検査内容: B型肝炎、C型肝炎の検査(血液検査)
料金: 無料

詳しくは犬山市のウェブページ(https://www.city.inuyama.aichi.jp/)の

暮らしの情報>市の健康づくり事業コーナー>健康診査等予防事業 をご参照ください。

犬山市 子宮頸がん、乳がん検診のご案内:

子宮頸がん、乳がんの検診に関しては、当院では施行できませんが、女性にとっては大切な検診ですので、ぜひ受けていただきたいと思います。

乳がんは、2019年時点での最新データからは、がん死亡数の順位としては5位(2017年:国立がん研究センター がん情報サービスより引用、以下同じ)であるものの、罹患率、つまり発見されている患者数としては1位(2014年)と最も多く、女性にとっては極めて重要ながんです。乳がんは進行しても比較的治療法が多く、癌との共存も期待できる一方で、早期に発見しなければ再発が多い癌でもあり、完治を目指した早期の発見が望まれます。

子宮頸がんは非常に多い癌というわけではありませんが、若い女性でも発症する可能性がある(20-39歳の女性がかかる癌としては一位!)とともに、適切な検診(細胞診:綿棒で子宮頸部をこすって細胞をとって顕微鏡でがん細胞がないかをみる検査)を受けることで早期発見をしやすく、かつ早期発見をすることにより妊孕性(子供を授かる能力)を保ったまま治療できるという点で、検診が大きな力を発揮する癌といえます。

犬山市民が受けられる集団がん検診のご案内をいたします。なお、検診は2年に1回であり、昨年受けた方は基本的には受けられません。
検診は事前申し込み制ですので、忘れずにお申込みください。

申込日時:

最新の情報は、犬山市のウェブページ(https://www.city.inuyama.aichi.jp/)の 暮らしの情報>市の健康づくり事業コーナー>健康診査等予防事業>10月の集団がん検診をご参照ください。

お問い合わせ:犬山市民健康館(さら・さくら)(電話:0568-63-3800 ファクス:0568-65-3080)

乳がん(超音波エコー)検診

対象:今年度中に30~39歳になる犬山市民

一部負担金:1,000円(犬山市国民健康保険加入者は半額)

乳房部エックス線撮影(マンモグラフィ)検診

対象:今年度中に40歳以上になる犬山市民

一部負担金:1,000円 (犬山市国民健康保険加入者は半額)

子宮頸がん検診

内容:視診、細胞診、内診、問診

対象:今年度中に20歳以上になる犬山市民

一部負担金:600円(犬山市国民健康保険加入者は半額)

PAGE TOP